【まとめ】

全7回にわかって水の大切さ、身体との関係性についてお話ししてきました。本日はシリーズのラスト、まとめ回になります。

水分摂取の必要最低限の量は1日1.5ℓ程度。もちろん体重や運動量、気温によって調整する必要がありますが、 体重·体格を考慮した計算式も有効なので指導する相手を考えて調整が大事です。

1日の必要水分量の目安=体重×4%

あくまで目安です。100kgの減量目的の年配男性と100kgのバルクアップ目的(更にマッチョになりたい)人では明らかに違いますよね。

また、脱水のリスクだけでなく、 取りすぎたらまずい疾患も理解してカウンセリングし、水を摂取することで達成したい目標に合わせて飲む水の種類も考えてみましょう。

目的に対する利点と欠点を整理することが必要です。 意外と大切なのが酸塩基平衡、 体内のPH調整を意識できればより効果が高く、 リスクを回避することができます。 水について多くの知識をおつたえしてきましたが、 体質を改善するための基本なので、 是非皆様の生活のお役立ててくだされば幸いです。

【水道水と腸内環境】

日本の水は安全だと思いますか?よく海外では水道水は飲めたものではないが日本なら平気と思われているかもしれません。たしかに日本の水道水は浄化と殺菌に時間をかけているので飲んだところで感染症や下痢を起こす危険性はほぼないでしょう。しかし、日本の水道水は世界的にみても、決して健康的な水とは言えないんです。

日本の水道水の塩素注入量を世界の国々と比べてみると、極端に高いことがわかります。

殺菌を目的として注入する塩素の量が多く、WHOがヨーロッパにおいて定めた規制では、水道中の一般細菌数に規制を定めていいないのに対し、日本では1ml中100以下と厳しい制限があります。

大腸菌に関してはさらに厳重で、海外では100回検査して5回以内の検出なら合格。

対して日本では「検出されないこと」すなわち、ゼロでなければいけないのです。

そのため、日本の水道水には塩素が大量に使用されています。この水道水に含まれる塩素は腸内細菌にも悪影響を及ぼし、腸内細菌を荒らしてしまうので注意が必要です。

大腸菌も腸内細菌も同じ菌、腸に入り込んだ病原菌の排除や、食物繊維の分解ビタミンの合成、大便形成や排毒など大腸菌は、大切な働きを担っているので、水道水の塩素のリスクを知っておくことは腸内環境にとってとても重要です。

水を綺麗にするためとは言え有害物質を取り入れてしまっては元も子もありません。水を飲む際は必ず塩素が除去された水を飲むことを勧めます。

当店のカフェにおいても、お客様にお出しするお水から料理に使用する水まで全て100%塩素を取りきれる世界最高の浄水器を導入いたしておりますのでご安心してお越しいただきたく思います。

【生きた水に含まれている重要ミネラル】

○カルシウム

カルシウムには腸の螺動運動を活発化する働きがあります。

端動運動が活発になり、腸の動きが改善され、腸の排毒作用や、免疫機能も活性化してきます。

○マグネシウム

マグネシウムは大便を柔らかくする作用があります。

排便力を高めることで、腐敗菌である悪玉菌が腸で増殖するのを抑え、腸内毒素が腸内にとどまることで腸内環境が悪化し、免疫力の低下を招くことを防いでくれます。

水には単純に水分を補給するだけでなく、様々な効果を持っていることが分かります。

前回の記事では水の正しい選択についてお話ししました。

今回は摂取するときの水温についてです。結論から先に言うと

「氷水はやめろ」

です。

レストランや居酒屋に行けば必ず出されるお冷ですが、この時期は特に冷えたお水は控えるべきです。理由はこれからお話ししていきますね。

身体と腸を元気にしてくれる重要なポイントはこの地層中から溶け出したミネラルにあります。ミネラルが含まれてなく、抗菌を目的とした沈殿・ろ過・加熱殺菌以外の物理的・科学的な処理を行うと、ただの水(ウォーター)になります。ミネラルを含まず、そのような処理がなされてなければナチュラルウォーターと呼びます。

ナチュラルミネラルウォーターとは、沈殿・ろ過・加熱以外の物理的・科学的処理を行はず、天然のミネラルが含まれた水のことを指します。

水の摂取において一点注意するポイントがあります。それは加熱殺菌をしていないことです。加熱殺菌をすると、水の組成が変わり、生理活性が失われ、酸素や炭酸ガスが失われてしまいます。生理活性(せいりかっせい、physiological activity,bioactivity)とは、生体が生体内化学物質の特定の生理的調節機能に対して作用する性質のことです。つまりナチュラルミネラルウォーターであっても加熱をしてしまっては水の持つ良さを引き出せないということです。

非加熱の生きた水こそ腸には必要です。

なのでお水は常温摂取が好ましく、煮沸し冷ました水や氷水は控えるべきです。

白湯を飲みたい場合は常温水と加熱済みのお湯を1:1になるように割り40〜50度で飲むと良いでしょう。

【腸と水】

腸の重要な役割として「免疫」があります。

腸の免疫機能は免疫の機能全体の

7割を占めているとも言われます。

腸を元気な状態にするには食物繊維·発酵食品を摂取するというのはご存知の方も多くいらっしゃるかもしれません。また、これらに加えて腸粘膜を健康にするため水も厳選する必要があります。

腸を元気にする水の条件は

「天然の生きた水」

であることです。

蛇口を捻って出た水、スーパーに並んだミネラルウォーター、CMで人気のウォーターサーバー、何をどれだけ摂取したら良いか、水に対するリテラシーが重要です。

まず市販のミネラルウォーターを選ぶ際は必ずラベルを確認する必要があります。

「ナチュラルミネラルウォーター」

と記載されているものを選びましょう。

ナチュラルミネラルウォーターとは特定の水源から採取され、地下水を原水とし、地層中のミネラルが溶け出している水のことです。ナチュラルウォーターのうち鉱化された地下水(地表から浸透し、地下を移動中又は地下に滞留中に地層中の無機塩類が溶解した地下水(天然の二酸化炭素が溶解し、発泡性を有 する地下水を含む)をいう。)を原水としたものにあっては、「ナチュラルミネラルウォーター」と記載することができます。(農林水産省ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン)